【読書】生産性が高い人の思考整理のキホン vol.3

はじめに

この本は、頭の中が混乱し仕事が進まない、アイデアが浮かばないといった問題を解決するための38の実践テクニックを紹介しています。

学びたいこと・身に付けたいこと

学びたいこと

•頭の中を整理し、仕事の生産性を向上させる方法

・具体的にどう行動するかを学びたい。

身に付けたいスキル

•問題解決のための適切な方法を選択するスキル

•論理的に考え、話し、上司を説得するスキル

•「どう考えればよいかわからない」という状況を解決するスキル

叶えたいこと

•思考整理の時間を短縮し、仕事を余裕を持って終わらせる

•論理的に考え、話し、上司を説得して、自分が本当にやりたいことを叶える

•未経験のタスクに取り組む際の迷いを減らす

第4章 アイデアを効率的にどんどん出せる!

ポイント① やみくもに考えるのではなく、「特徴を洗い出してアレンジする」

たとえば、「もっと効率的なやり方を考えよう」と思い立ったとき、いきなりアイデアは出てこない。

そんなときは、まず自分の仕事の特徴を思いつく限り大量に挙げてみる。

※一見効率化に関係なさそうなものでも構わない。

大量に挙げた項目から一つ選んでアレンジしてみる。

たとえば「朝9時に出社」を8時に変えてみたらどうなるか。朝早く出社すると電話や会議がなく静かなため、想像以上に仕事が捗るかもしれない。

ポイント② 商品やサービスの特徴や機能を挙げて「引き算」できそうな部分を探そう。

よく言われているアイデア出しの手法に「特徴を足し算する」というものがある。

たとえば、カメラ付き携帯電話のように、異なる要素を足して、新しい商品・サービスに生まれ変わらせるというものです。

反対に「引き算」の考え方もアイデアを出すためには有効。

たとえば、従来の電気ポットから保湿機能を引いたものが「電気ケトル」です。

保湿はできないが、その分サイズが小さくて軽く、お湯を短時間で沸かせるということで人気商品となった。

近年ではシンプルな、製品の軽い、小さい、安い、高機能、使いやすい、デザインがいいといったメリットが好まれてヒットする傾向にある。

その手順は、商品の特徴や機能を「挙げて」「取り除く」ことになる。

★自分に置き換えてみる

エンジニアとして要件定義を行うことがあるが、サービスの機能を盛りだくさんで提案することがある。

機能を盛りだくさんにして提案するが敢えて、挙げた上で取り除き、シンプルな機能を提案するのも良いかもしれない。

ポイント③ ひとつの軸では気付けないことに、ふたつの軸にすることで気づけることがある

マトリクス「2次元の表」を使うことで新しいアイデアを出すためのヒントを得たり、自社の問題点を探したりすることができる。

★緊急度に重要度の軸を足すことで、本当に取り組むべき順番が可視化される。

たとえば、今抱えてるタスクを「緊急度」順に並べたとする。これだけみると「緊急度の高いものから取り掛かろう」と思うはずです。

しかし、「重要度」の軸を追加して、各タスクを置き直してみると、緊急度が高くても重要度は高くないタスクもあることがわかる。

「明日までに」と指示されたものの、よくよく考えてみると「別に重要ではないのでは?」と疑問を感じるタスクはあるものです。

まとめ

第4章では、アイデアを効率的に出すために「特徴を洗い出してアレンジする」方法を紹介しています。

1.効率的なやり方を考えるとき、まず自分の仕事の特徴を大量に挙げ、一つ選んでアレンジします。例えば、出社時間を早めることで、静かな環境で仕事が捗ることがあります。

2. 次に、「引き算」の手法を使ってアイデアを出す方法が紹介されています。商品の特徴や機能を挙げて不要な部分を取り除くことで、シンプルで魅力的な商品を作り出せます。例えば、電気ケトルは保湿機能を取り除いたことで軽くて人気商品となりました。

3. 最後に、2次元のマトリクスを使ったアイデア出しの方法を説明しています。緊急度と重要度の軸を追加することで、タスクの優先順位を明確にし、本当に取り組むべき順番を見つけることができます。これにより、重要度の低いタスクに気づくことができます。

これらのポイントを実行することで「アイデアが出ない」「どれから手をつけていこう」ということで悩む時間が減り、生産性を高めて仕事をこなすことができそうだ。

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