
問題
小売業の顧客は、さまざまなデータソースから顧客データを集めて、ID解決を使って1つのレコードに統合したいと考えています。
この統合された顧客データを使って、マーケティング活動やプロモーションのために顧客をセグメント化する必要があります。
どのエンティティを使って、顧客をアクティベーションメンバーシップとしてセグメント化するべきですか?
A. 加入者
B. 統合された個人
C. 統合連絡先
D. 個人
正解
A. 加入者
B. 統合された個人
C. 統合連絡先
D. 個人
解説
A. 不正解 - 加入者
「加入者」は、通常、メールやメンバーシップサービスなどに関連する個人を指しますが、ID解決を活用して統合されたデータの対象ではありません。セグメンテーションやアクティベーションメンバーシップには、統合された個人が使用されるため、この選択肢は誤りです。
B. 正解 - 統合された個人
「統合された個人」は、異なるデータソースからの顧客データを統合し、ID解決ルールセットを使用して1つの顧客レコードを作成します。このエンティティは、異なるソースからのデータを解決して統合したものであり、セグメンテーションやアクティベーションに最適です。
C. 不正解 - 統合連絡先
「統合連絡先」は顧客の連絡先情報をまとめたものですが、ID解決を通じて統合されたデータがターゲットとなるのは、「統合された個人」です。この選択肢は誤りです。
D. 不正解 - 個人
「個人」は、ID解決前のデータの単一エンティティを指しますが、統合された個人としてまとめられる前の段階です。アクティベーションメンバーシップの対象は、「統合された個人」であるため、この選択肢は誤りです。
ポイント
つまり、いろいろな場所から集めた顧客のデータを1つにまとめて、整理したいときには「統合された個人」というものを使います。これを使うと、データが1つにまとめられ、どこから来たか関係なく、1人の顧客として扱えるようになります。
他の選択肢は、データをまとめる目的には向いていません。