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Contents
導入:余裕が溶けた真面目さ
サボっているつもりはありませんでした。
むしろ、かなり真面目にやっていた側だと思います。
頼まれたら断らない。
困っていそうなら、先に手を出す。
気づけば、自分のタスクが一番多い。
- 「これもお願いできる?」が重なる
- 自分がやった方が早いと思ってしまう
- いつの間にか、相談や調整が集まってくる
仕事は回っているはずなのに、なぜかずっと余裕がない。
「どうしてこんなに余裕がないんだろう」——その違和感だけが残っていました。
結論:引き受け方を決め直す
結論、私は一度『引き受け方』を考え直すことにしました。
努力量を増やすかどうか、ではありません。どこに力を使うかの前提に戻しただけです。
※「引き受け方が分からない」と感じた人は、先にこの記事を読むと早いです。
なぜ消耗していたのか:全部に同じ力で向き合っていた
原因はシンプルです。
私は、全部に同じ力で向き合っていました。
- 全部同じ力で受ける(優先の判断をしない)
- 何をどこまでやるか決めないまま進める
- 「頑張るのが正解」だと思ってしまう
つまり、仕事量そのものより『力の配分を決めていなかった』のが正体でした。
誠実でも、これは普通に消耗します。
エンジニアあるある:仕事が増える4つの罠
現場で起きていたのは、だいたいこの4つです。
- 曖昧な依頼を受けて、手戻りが増える(結局、最初に確認し直す)
- 「念のため」が膨張する(やることが静かに増える)
- 低優先の仕事に品質100点を出す(本命に残り体力がない)
- 細かい対応で1日が溶ける(気づいたら終業)
で、問題はここです。
正体は「仕事量」ではなく、『力の配分ミス』でした。
「考え直す」と決めて変えたこと:問いを1つ挟む
変えたのは1つだけです。
依頼を受けた瞬間に、この問いを挟むようにしました。
「これは、頑張る価値のある仕事か?」
答えを完璧に出す必要はありません。
この問いで、やることを3つに分けます。
- 力を入れる(今やる価値がある)
- 最低限にする(落としどころを決める)
- 今はやらない(止める/待つ/戻す)
これだけで、消耗の量が変わりました。
使い方:答えを出さなくていい。問いを挟むだけで効く
今日やることは1つだけにします。
- 仕事を1つ選ぶ
- その仕事に、さっきの問いを挟む
- 「これは、頑張る価値のある仕事か?」
念のため。答えを出さなくていいです。
問いを挟むだけで、力の使い方がズレにくくなります。
頑張り方を考え直すヒントになった1冊:『エッセンシャル思考』
これは“解決策”というより、『考え直す材料』として効きました。
『エッセンシャル思考 ― 最小の時間で成果を最大にする』
向いている人はこんな感じです。
- 真面目で、頼まれると抱えがちな人
- 「頑張ればなんとかなる」で押し切って消耗しがちな人
逆に、断り方のテクニックだけ欲しい人には、合わないかもしれません。
紙(楽天ブックス)
次に読む:切り分け方が分からない人向け
もし
「引き受け方を見直したはずなのに、
それでも話が噛み合わず消耗する」
と感じていたら、
次は“論点のズレ”を疑ってみてください。
技術力があっても評価されない理由は「論点のズレ」だったと気づいた話
まとめ:消耗の原因は努力不足ではない
消耗の原因は、努力不足ではありません。
立ち止まって配分を考えていなかっただけです。
まずは『考え直すことを許す』。
そこからで十分です。

