本を読む際に心がけていること

はじめに

本を読読み終わったときに読んだことに達成感を覚えるが、ふと「読みきったことが目的になっていて、中身を何も身に付けれていないのではないか?」ということに気づいたため、今実施している方法を紹介していきます。

本を読む目的

そもそも本を読む目的

僕の場合は、仕事の困りごとを解決しようとしたが、情報が多すぎて混乱したため、本を読むことにしました。

なぜ本にしたかというと、世の中のブログ記事は参考になる場合もあるが、「もう少しその話を深掘りしてほしい。」「そもそもその情報って信頼して良いのか?」ということがあり、本なら解決できると思ったからである。

読む際に心がけていること

一章読んだら本を閉じ、iPhoneのメモ帳に要約します。

理由は、読んだ内容を自分の言葉でまとめることで記憶が定着しやすくなるからです。

インプットとアウトプットの重要性

インプット(本を読む)だけでなく、アウトプット(書き出す、発信する)を行うことで記憶が定着しやすくなります。

非効率に見えるかもしれませんが、知識の定着に効果的です。

例:生産性が高い人の思考整理のキホン

◆はじめに

この本は、頭の中が混乱し仕事が進まない、アイデアが浮かばないといった問題を解決するための38の実践テクニックを紹介しています。

◆学びたいこと・身に付けたいこと

★学びたいこと

•頭の中を整理し、仕事の生産性を向上させる方法

★身に付けたいスキル

•問題解決のための適切な方法を選択するスキル

•論理的に考え、話し、上司を説得するスキル

•「どう考えればよいかわからない」という状況を解決するスキル

四角叶えたいこと

•思考整理の時間を短縮し、仕事を余裕を持って終わらせる

•論理的に考え、話し、上司を説得して、自分が本当にやりたいことを叶える

•未経験のタスクに取り組む際の迷いを減らす

◆ポイント①

毎日の仕事を楽しいと思えるか、人よりも高いスキルを身につけられるかは、「自分で作った仕事」を持てるかどうかにかかっている。

論理的ではない主張は聞いてすらもらえない

論理的に考える力は、説得力やわかりやすさに直結する、ビジネスにおける重要なスキル

苦労して作った企画やアイデアを、上司から「論理的ではない」と一蹴される。

会議で「もっと論理的に話せ」と突っ込まれる。ということを一度は経験したことがある。

どうするか?

思考整理ができれば、考えを整理することができ、主張することができる。

結果、チャンスが回ってくる。

◆ポイント②

論理的に考えることはビジネスの絶対条件

そもそも「論理的」とは?

主張に対して適切な根拠がある状態を言う。

上司、先輩から「もっと論理的に考えろ」「もっとロジカルに説明しろ」と叱られているのであれば、「主張と根拠」のセットで考えたり話したりすることを心がけてみることが最初のステップとなる。

また、「〇〇をやるべきだ」と叫ぶだけでは、周囲はGOサインを出してくれない。

なぜ〇〇をやるべきなのか、納得のいく根拠を示す必要がある。

例 傘を持って行きなさいと言う主張を受け入れてもらう場合

晴れた日に出かけようとしたら家族から「傘を持って行きなさい」と言われた場合、「どうして?」と言いたくなると思う。

しかし、「夜の降水確率は90%もあるから、傘を持って行きなさい」と言われたら、それなら傘を持っていこうかとなる。

どうするか?

論理的には考えるには主張と根拠をセットに考えて、話すことを習慣化する。

◆ポイント③

「情報が多い場合はグループ分けをする」ことを習慣化する

5つ以上の情報の羅列はNG

人は一度に多くの情報を目にすると、消化しきれず、どこから手をつければよいかわからなくなる。

どうするか?

相手に伝えるとき、自分で情報を整理していくときは集めた情報や出したアイデアはグループ分けするようにする。

情報を分類することにより、全体がわかるようになっていき、結果、理解を深めることに加えて、自分の視点がきちんと全体を見渡せているか、抜け落ちている観点がないか、といった確認をすることができる。

◆ポイント④

「意見」を「事実」のように混同してしまうと、判断ミスにつながる。

「事実」と「意見」のちがい

「事実」とは、確実に正しいと言える情報

「意見」とは、発信した人の主観による不確かな情報

私たちは日々、多くの情報に囲まれているが、それらの情報には「事実」と「意見」が混在している。

たとえば、「北海道の県庁所在地は札幌市である」は、誰がどう見ても正しい「事実」となるが

「北海道の県庁所在地は、将来旭川市に移転すると考えられる」は、今の時点では成否がわからない情報のため「意見」となる。

どうするか?

「意見」を根拠にすると主張がぐらつくので、

根拠となる情報が「事実」なのか「意見」なのかを判断して「事実(誰が見ても確かな情報)」を根拠にして主張することがポイントとなる。

まとめ

1. 自分で作った仕事を持つことが、仕事を楽しみスキルを高めるために必要です。

論理的な思考力は説得力に直結します。

2. 論理的思考はビジネスの基本であり、主張には適切な根拠が必要です。「主張と根拠」をセットで考える習慣が重要です。

3. 情報が多い場合はグループ分けをすることで、情報の整理と全体像の把握がしやすくなります。

4. 「事実」と「意見」を混同しないことが重要です。確かな「事実」を根拠にして主張することが求められます。

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まとめ

本を読み終えたときに達成感を感じるも、「内容を十分に理解しているか」という疑問から、読書方法を改善しました。仕事の問題解決のために本を読み始めた経緯がありますが、情報過多で混乱し解決策を見つけられなかったためです。現在は、一章ごとに要約をメモ帳に記録し、自分の言葉で整理することで、理解を深めています。

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