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Contents
困りごと
仕事が詰まるとき、原因は「作業量」よりも「設計(優先と捨て)が曖昧」なことが多いです。
エンジニアの現場だと、例えばこんな困りごとに直結します。
- 見積がブレる(楽観的に出して後で燃える/バッファがない)
- 調査が沼る(情報が増えるのに結論が出ない)
- タスクが増えて、どれも中途半端に終わる(優先順位が決まっていない)
- 仕上げ(ドキュメント・テスト)が後半に寄って締切前に崩壊する(前倒し設計がない)
この本を読んで叶えたいことは、最小の時間で最大の成果を出すことです。
そのために「何を優先して、何を捨てるべきか」を学びたい。まずは、エッセンシャル思考とは何かを整理します。
読んだ本:
『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』
紙(楽天ブックス)『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』
電子書籍(楽天ブックス)『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』
エッセンシャル思考とは?
著者は、エッセンシャル思考を次のように説明しています。
「たくさんのことを成し遂げる」ことを目指すのではなく、本当に重要なことに集中し、それを効果的にやり遂げること。
つまり、自分の時間とエネルギーを最も大切な仕事に集中させ、その仕事で最大の成果を得る。
無駄な活動を削ぎ落とし、本質だけにフォーカスするのが目的です。
努力せず、自動的にエッセンシャル思考を実現する(仕組み化)
エッセンシャル思考の人は、努力や根性に頼るのではなく、自動的にうまくいく仕組みを作ります。
たとえばクローゼットを常にきれいに保つには、
- 不要品を入れる袋を用意する
- 必要なもののスペースを確保する
- 定期的に服を処分する日を決める といった「仕組み化」が重要です。
著者は、やるべきことを決めたら、それを無意識に実行できるように整えることの重要性を語っています。
つまり、エッセンシャル思考とは、努力や根性に頼らず、やるべきことを自動的に実行できる仕組みを作る考え方です。これにより、無駄を省いて効率的に行動できるようになります。
所感:エッセンシャル思考とプログラミングの共通点
私は、エッセンシャル思考とプログラミングには共通点があると感じました。
著者が述べている「努力や根性に頼らず、自動的にうまくいく仕組みをつくる」という点は、プログラミングにも当てはまります。
プログラマは、繰り返し行う作業や手動だとミスが起きやすい作業を、自動化するツールやスクリプトを作成します。
その結果、無駄を省いて効率的に作業を進められます。
さらに、クローゼットの例と同様に、コードの整理やリファクタリングも同じ考え方が適用されます。
定期的にコードベースを見直し、不要な部分を削除し、必要な機能を適切な場所に配置することで、コードの質を保ち、保守性を高められます。
つまり、どちらも「無駄を省き、効率的に進めるために仕組みを整える」という共通の目標を持っている。
エッセンシャル思考は、プログラマとしての働き方をより効果的にするヒントを与えてくれると感じました。
バッファ──最悪の事態を想定する
著者は、私たちは予測不可能な世界に生きており、確実なことなど存在しないため、不測の事態に備えて常にバッファを設けて準備しておくことが重要だと語っています。
また、仕事は与えられた時間いっぱいに広がっていく性質があります。
非エッセンシャル思考の人は楽観的な見積もりで予定を立てがちで、予想外のトラブルに対応できずスケジュールが遅れやすい。
一方、エッセンシャル思考の人は予期せぬことを見越してバッファを設け、予定外の事態にも対応できるよう計画を立てます。
だから、トラブルが起きても立て直せる。
ワンポイントアドバイス
仕事は予定通りに進まないのが前提。
予測不能な事態に備えて、最初からバッファを計画に入れておく。
なぜ計画にバッファを入れられないのか(自分の整理)
私は、計画を立てるときにバッファを持たずに進めてしまうことがありました。理由を整理すると、次の通りです。
心理的要因
- 早く終わらせたい焦り:早く成果を出したくて余裕を削る
- 他人の期待に応えたい:タイトなスケジュールを受け入れてしまう
- 責任感の強さ:自分が完璧にこなすべきだと感じて詰める
経験・思考の偏り
- 過去の成功体験:無理なスケジュールで成功した経験に引きずられる
- リスクの過小評価:想定外を軽く見てしまう
これらが組み合わさり、結果としてバッファを持たずに計画を立ててしまうことがあると整理できました。
おすすめ本:『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』
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まとめ
エッセンシャル思考とは、重要なことに集中し、効率的に最大の成果を出すために、仕組み作りと余裕(バッファ)を持った計画を重視する考え方です。
楽観的な計画ではなく、現実的なバッファを設けることが、安定した成果を出す鍵になります。
また、バッファを持たせない背景には、心理的要因(焦り・期待・責任感)と、経験・思考の偏り(成功体験・リスク過小評価)がある。
私は「過小評価していた」ことに気づけたので、今後はバッファを持たせる行動に移せそうです。
今日からやること(チェックリスト3つ)
1)「優先」を1つ決める(今日の勝ちを作る)
- 今日やることの中で、成果に直結するものを1つに絞る
- それ以外は「後ろ倒し」か「縮小」できないかを考える
2)「仕組み化」を1つ作る(努力を減らす)
- 毎回迷う作業を1つ選び、次から迷わない形にする (例:見積の型、作業メモの型、週1の振り返り時間を固定)
3)「バッファ」を計画に入れる(最悪を前提にする)
- スケジュールに余裕(想定外対応の枠)を最初から入れる
- 想定外が起きたときに崩れない計画にする
では、また次の記事でお会いしましょう。





