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はじめに
仕事をしている上で、定量的にやらなければいけないタスクというのは誰しもがある。
今回は定量的に降ってきてかつめんどくさいとおもう作業をどう楽しくしたかを紹介します。
めんどくさいとおもった原因3選
原因①自分の意思が反映されていない
指示された作業は自分の意志や選択ではないため、どこか他人事だと認識してしまい、やる気が出にくい。
原因② 目的や意義が不明確
作業の目的や意義がはっきりしていないと、単なるルーティンワークに感じられ、モチベーションが下がる。
原因③ 単調な作業
同じ作業を繰り返すことで、退屈さや飽きが生じ、「めんどくさい」と感じるようになる。
Q.なぜ定量的に降ってくる作業はめんどくさいと思うか。
A.それは、「やらされてるという感覚」があるのが大きな要因となり、面倒な作業だと認識してしまうからだ。
対策方法
やらされている感覚を減らして、他人事から自分ごとに置き換えるための対策を紹介します。
対策① 自分の意志を取り入れる
作業の進め方や手順に自分の工夫を加える。
提案や改善点を取り入れることで、自分の意志が反映されている感覚が得られる。
対策② 目的の共有
作業の目的や意義を明確にし、それが全体の目標や成果にどのように貢献するかを理解する。自分の役割が明確になると、やりがいを感じやすくなる。
対策③ フィードバックの活用
上司や同僚からのフィードバックを積極的に受け入れ、自分の成長を実感する。
また、成功事例や成果を共有してもらうことで、モチベーションを高める。
具体的に何をしたか?
①手順書の修正
1.定量的な作業の手順書を改めて見直した。
2.「もっと効率的にするにはどうすればいいか?」
「他の人が実施してもできるようにするにはどう修正すべきか?」を考え、手順書を修正した。
3.作業時間を見積もった上で実際に修正した手順書で作業を実施。
4.見積もりと実績で乖離が出た原因を分析、乖離を減らせるように修正
②証跡ファイルの修正
1.証跡ファイルの取る粒度を細分化した。
レビューアにわかりやすく伝えるにはどういう証跡を残せばいいのか。を意識して小席を取った。
2.対面レビューを実施して、つまづいた箇所やイマイチだった箇所をメモして、次の作業ではつまづかないように証跡の取り方を修正。
③成果の報告
自分が対応した内容を伝えてフィードバックをもらった。
ポイント:
時間を取らせないように簡潔に要点だけと伝える。
自分自慢にならないように言葉選びには注意。
まとめ
手順書と証跡の取る粒度を見直し、どうすれば効率的な手順になるか、見やすい証跡を取れるかを考え、実践して他の人にフィードバックをもらうことにより、今までどこか他人事と思っていた感覚が自分のことのように感じられ、楽しくなった。
面倒だと思ってるタスクがある方は分析してめんどうだと思う原因を特定して実践すれば、面倒なタスク→楽しいタスクに変わるので、取り入れて見てください。
ではまた次の記事でお会いしましょう。