はじめに
Salesforceのお勉強用にMac OSにVscode用するためのセットアップを行った際の手順を備忘録として紹介します。
目的
VsodeでApex、LWC、Visualforce、Auraを認証した組織にデプロイできるようにする。
筆者経歴
基本的に仕事ではWindowユーザ
MACは趣味で触っている程度(Finderでコンピュータを探せないほど)のスキルレベル
構築までかかった時間
調べながら実施して1hほどで構築可能だった
構築手順
ざっくりまとめると以下の手順で構築することができた。
1.Vscodeのインストール
2.Salesforce CLIのインストール
3.Zuleのインストール(Apexクラスを実行するために必要)
環境変数の設定
4.Vscodeセットアップ
拡張機能の設定
ユーザー設定
1.Vscodeのインストール
1-1.以下のサイトにログイン
https://code.visualstudio.com/download
1-2.Macを選択するとインストーラがダウンロードされる
1-3.ダウンロードしたZipファイルをダブルクリックしてインストール
2.Salesforce CLIのインストール
2-1.以下のサイトにログイン
https://developer.salesforce.com/ja/tools/salesforcecli
2-2.「Download for MacOS」ボタンを押下
2-3.ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストール
3.Zuleのインストール(Apexクラスを実行するために必要)
3-1.以下のサイトにログイン
https://docs.azul.com/core/install/macos
3-2.記載されている手順に沿ってインストール
3-3.環境変数の設定
3-4.ターミナルを起動
3-5.下記コマンドを実行。これにより、環境変数 JAVA_HOME が設定される。
cd ~
echo JAVA_HOME=/Library/Java/JavaVirtualMachines/zulu-21.jdk/Contents/Home >> .zshrc
source .zshrc
echo $JAVA_HOME
※太文字のzulu-21.jdkはダウンロードしたバージョンに置き換える。
3-6.下記コマンドを実行して、環境変数が設定されているかを確認
java --version
※エラーが表示されず、「Open JDK XX〜」バージョンが表示されればOK
4.Vscodeセットアップ
4-1.vscodeを起動して左のメニューから拡張機能のアイコンを押下
4-2.以下の拡張機能をインストール
・Salesforce Extension Pack
4-3.ユーザ設定でJavaを設定
4-4.画面上部の「Code」メニュー>基本設定>設定を選択
4-5.設定の検索ボックスに「Salesforcedx-vscode-apex › Java: Home」を入力
4-6.Salesforcedx-vscode-apex › Java: Homeのテキストボックスに「/Library/Java/JavaVirtualMachines/zulu-21.jdk/Contents/Home」を入力
※太文字のzulu-21.jdkはダウンロードしたバージョンに置き換える。
動作確認
1.「Command + P」を入力して「SFDX: Create Project with Manifest」を入力して「Enterキー」ボタンを押下
2.標準を選択>プロジェクト名「Dev」を入力して「Enterキー」ボタンを押下
3..Vscodeに戻り、「Command + P」を入力して「SFDX: Authorize an Org」を入力して「Enterキー」ボタンを押下
4.Sandboxを選択>エイリアス「Dev」を入力して「Enterキー」ボタンを押下
5.ブラウザが開きSalesforceのログイン画面に遷移
6.認証したい組織のユーザ名とパスワードを入力して「ログイン」ボタンを押下
7.「Command + P」を入力して「SFDX: Retrieve Source in Manifest from Org」を入力して「Enterキー」ボタンを押下
8.ソースを修正
9.Command + P」を入力して「SFDX: Retrieve Source in Manifest from Org」を入力して「Enterキー」ボタンを押下
10.ソースがデプロイされる。
まとめ
Mac OSでのVscodeのインストールについて紹介したが、基本的にWindowと設定手順の大枠はほぼ同じ手順だった。
Windowで構築できている方については迷わずに構築できる難度だったので、Mac OSでも迷わずに設定できるという結論となった。
では、また次の記事でお会いしましょう。